【理科・社会】教えるにつなげる会話ネタ ~コロナウイルス編~

おはこんばんにちは。子ども好きエンジニア でなこう です。

 

日常会話から教えるにつなげられるような科目ごとのネタ を順次お話したいと思います。

 

現在も流行中のコロナウイルスについて学習のネタをお話します。

コチラの題材を理科(生物)と社会(歴史)の観点で見ていきます。

  

理科(生物)

コロナウイルスは正式名称「COVID-19」といいます。COは「corona」、「VI」は「virus」、「D」は「disease」の意味となります。ウイルスウイルスといいますが、よく聞く細菌とウイルスの違いはご存じでしょうか?簡単に違いを説明すると生物かそうでないかです。生物の定義とは以下です。

1.体が膜で仕切られている。

2.代謝を行う。

3.子孫を残す(自分の複製を作る)

 

細菌(大きさ:人の細胞(約0.02mm)の1/10程度)

1.膜とは?→細胞壁、細胞膜、細胞質、核などの細胞構造を有している。(中学教科書に身体の構造で学びます)

ウイルス(大きさ:人の細胞(約0.02mm)の1/100~1/1000程度)

1.細胞構造はないですが、ウイルスは遺伝情報である核酸(DNA又はRNA)をタンパク質で出来た殻(カプシド)に包み、一部のウイルスはさらに脂質でできた膜(エンベロープ)で包んだ構造をしています。

2.ウイルスはエネルギー代謝を行いません。そのため厳密には生物ではないのです。

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(国立感染症研究所 感染症ラボより)

 

社会(歴史)

コロナウイルスのように目に見えないウイルスと人間は紀元前から戦ってきました。世界の人口の変化を詳しく見てみましょう。

https://tokyo.unfpa.org/sites/default/files/%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E6%8E%A8%E7%A7%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%952017%20Japanese_1.jpg

(国連人口基金東京事務所HPより)

 14世紀:ヨーロッパで「黒死病」と呼ばれるペスト大流行して人口の線が少しへこんでいますね。この時は、ヨーロッパだけで全人口の4分の1~3分の1にあたる2500万人の死者がいたといわれています。すごい数ですよね。一方でコロナウイルスは、2021/4時点で300万人の死者がいます。アメリカに関しては57万人の死者数がいて、第二次世界大戦の時の米軍死者数は約40万人を超えているという深刻さです。

(ジョンズ・ホプキンス大学が集計しているすべての国や地域のデータを参考にしています。)

とはいえ、日本の死者数は約310万人、ドイツではユダヤ人を約600万人を虐殺しています。この数からもこの虐殺の凄惨さはわかりますよね。

今後もコロナウイルスの影響は続きそうです。人間とウイルスの戦いはまだまだ続きそうです。死者が増えないように感染対策に努めたいものですね。

 

このような形で、日ごろのニュースをいくつかの視点で学習へと生かす(会話のネタにする)ことができます。ぜひ別の観点からも見ることができないか試してみてください。

 

 

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